こんにちは、ブログをお読みいただきありがとうございます。

弊社事務所入り口を向き邪気を追い払ってくだっすている達磨様がおります。「松川達磨」仙台張子の代表とされ、古くから仙台市民に親しまれています。

今日は、仙台張子の「松川達磨」様のお話をしたいと思います。

仙台張子は、水害や冷害で農作物が採れなくなった<天保の大飢饉(1833年から数年間)>伊達藩の藩士松川豊之進氏が武士の内職として創始されたと伝えられております。大飢饉と言うくらいですから、武士達は戦をしている場合ではなくなったのでしょうね、自然相手では人々は祈るしかなっかたのだと思います。

天保の大飢饉の中でも被害が甚大であった仙台藩。それを乗り越えようと必死に耐え忍ぶ人々の思いと豊作の願いを込めて、顔の周りの鮮やかな青色や胴体に宝船(米俵・大黒様)、松竹梅の梅の枝を模した「寿」、福の神を描いたのだろうと思います。そんな祈りを込めてつくられたのが「松川達磨」です。今でも仙台市民を見守ってくださっています。

 

歴史ある、たくさんの人の思いのこもった伝統工芸品「松川達磨」カッコいいと思いませんか?私の自宅の玄関にもおります。物にも歴史があるんですよね、、、とても興味深いです。

自然災害ともいえる流行り病に負けず、「松川達磨」様のお力もお借りし転んでも立ち上がっていくぞー!